-
おくりものにぴったり、”高級マスクケース”をご存知ですか??
-
- 2020年のニュースタンダード「マスク」。マナー意識も高まってきて、マスク専用のケースも必要と考える方が増えています。
現在、手軽なものからしっかりとした造りのものまで、いろいろなタイプのものが流通しています。
今や、マスクケースも“エチケットの一つ”です。 -
「こんなマスクケースがあったら良いな…」
- 「大人のたしなみとして、相手に配慮しつつ、素敵に、マスクを保管したい。」
「身につける小物にもこだわりたい。」
「さりげなくオシャレで、上質なモノを持ちたい…。」
そのような方のために、着物生地で、それも品質の高い絹だけを使って作ったのが、高級マスクケース『かさね』です。 -
-
-
NHK熊本放送局で紹介されました!
- 未来の子どもたちのため、そして、職人さんの仕事を守るため。
着物という美しい文化をつないでいくため、私たちが考えたことは、着物を素材として活用することでした。 - この取り組みに共感いただいたNHK熊本放送局さんより取材を受け、2020年9月9日午後6時10分からの「クマロク!」で放映されました。
-
-
- また先月には、国内クラウドファンディングの他社サイトで、支援額合計100万円以上を調達することができました。現在、業界内外から注目を集めています。
この度ご縁をいただき、「FIRST STEP」にてチャレンジをさせていただくことになりました。マスクケースの価格帯を増やしてのチャレンジです。素材には新たに「秘蔵のお宝生地!」も登場しますので、ぜひご覧ください。 -
高級マスクケース『かさね』とは
-
- 着物の生地を使って作ったマスクケースです。素材はもちろん、絹100%。私たちがいつもお客様に自信を持って提供している、着心地にこだわった着物たちを使っています。これまでにはなかった、ちょっと贅沢なマスクケースです。
-
- 素材が主役なので、あくまでもシンプル&スマートに。すっきりとして目立ちすぎず、大人向けです。男女問わずお使いいただけて、また使う場所も選びません。左側には弾力のある芯を入れており、バッグの中でもしっかりと自立します。
-
「着物ならではの文化」を残しました
-
- このマスクケースには、“着物らしさ”を入れ込んでいます。キーワードの一つは「裏勝り(うらまさり)」。見えないところや裏地に派手な色柄を使うという、意外性に溢れたおしゃれな演出のことを言います。伝えていきたい、着物ならではの文化や楽しさです。
-
草木染め&手織りの着物で…
-
- 生地の製作方法に、自然の草木から色を取って糸を染める「草木染め」という技法があります。とても手間ひまがかかりますが、ナチュラルで優しさやあたたかみがあって、私たちも大好きな着物です。
今回は、ある2人の方によって製作された「草木染の着物」にスポットを当てました。 -
①重要無形文化財保持者・人間国宝「志村ふくみ」の作品
-
- 今や、着物業界だけでなく、人間国宝としてその名前を広く知られている志村ふくみ氏。95歳になられた今も、創作活動だけでなく、染織を学ぶ場の提供・教育にも力を注がれています。
- 手機りで一段一段丁寧に織り上げられた志村氏の作品は、オンリーワン。今や、超!希少品で、希望してもなかなか手に入るものではありません。今回は、特別に、私たちの秘蔵品をお披露目することにしました。
-
-
②信州の山奥にて…色の鮮度にこだわる熟練の職人さん
-
- もう一つ、ピックアップしたのは、信州の標高およそ850メートルの山中に工房を構える職人さんの生地です。全工程の手作業にこだわり続ける、あまり表舞台に立つことを好まれない2代目。ちょっと無骨で仕事一筋、「職人」という言葉がぴったりです。
-
- 彼は、染料の植物を家の裏山から採取し、そのために山を守り育てます。手をかけ時間をかけ、真面目に仕事に向かう姿は、本当に尊敬のひとことです。
裏山由来の草木にこだわるのは、「新鮮だから」。透明感のある澄んだ色は、彼の作る着物生地の持ち味です。 -
-
『かさね』… 名前の由来
-
- この『かさね』という名前には、着物としての歴史が関係しています。
遠い平安時代。貴族たちの装束は「色」がとても大切でした。色彩の組み合わせを「襲(かさね)色目」と言い、シーズンや儀式に合わせて使い分けていました。四季の変化が明瞭な日本ならではの、美しい文化です。
生地を「重ねる(かさねる)」という意味もあります。「かさね」の素材は、外側/着物生地、内側/長襦袢(ながじゅばん:着物の下に着るインナー)の生地。まさに着物は「重ね着」の文化です。
そして、ご縁を「かさねる」。人と人とを結ぶご縁。また、着物との新たなご縁。どれをとっても、大切なご縁です。ご縁を重ねた先に、きっと豊かさがあると思っています。「かさね」がそのお役に立てれば嬉しく思います。 -
-
-
こんな場面で活躍します!
-
- レストランで食事をする時に。手前のポケットに使用中のマスクを一時保管できます。
-
- 人前でのマスクの出し入れも、さりげなく堂々と。バッグからの出し入れもスマートで、あらゆるシーンで違和感なく使えます。
-
- もちろん、着物姿にもおすすめ。形がふくさに似ていて、和の雰囲気にもぴったり。
-
- 手前のポケットには、取り外し可能な細形のクリアファイル付きです。左右には、予備マスクが入るポケットも設けています。
-
実は多用途!こんな使い方もおすすめ
-
- 大事に扱いたいご祝儀袋がしっかりと入るサイズです。通帳入れ、母子手帳やお薬手帳入れとしてもお使いいただけます。そのほか、商品券やチケット、お茶のお稽古に必要な懐紙入れとしてもおすすめ。思い想いのアイデアで、ご自由にお使いください。
-
- 贈り物にも最適!オーダーの「桐箱」に入れてお届けいたします。
- 長年お世話になっている方へ。ご主人さまから奥様へ。おばあちゃんから子や孫へ。母の日などのプレゼントに。入学祝いや卒業祝い、就職祝いやご結婚祝い、還暦祝いに。思い出に残る贈り物としておすすめです。
桐箱入りなので、お歳暮などのご贈答にもぴったり。喜んで頂く姿が目に浮かびます。 -
-
仕様
-
①【最高級】志村ふくみ氏タイプ
-
- サイズ:(二つ折りにした状態で)H21×W11.5cm×マチ1cm
重さ:100g
素材:【外側と左前ポケット】京都産草木染手織紬/絹100%/染料:蘇芳(すおう)
【内側の左右ポケット】京都産友禅裏生地/絹100% -
- 主に使われているのは、「蘇芳(すおう)」という植物。深い赤が印象的です。
命の根源のような、エネルギーの源のようなパワーを思わせる色。強さだけでなく、どこか柔らかさもあって、自然となじむのが植物色の不思議です。 -
- 内側の生地は、京都で一番のじゅばん専門店の一級品です。専門の職人さんが丁寧に染めています。様々ある中から、色の取り合わせを考え吟味して3種類ご用意いたしました。
①絵皿文様、③雪輪 の中から、お好みの柄をお選びください。(②雪の結晶は、先着順のため、お選びいただけません。)「表」じゃないところにまで凝ってこそ本物のお洒落です! -
②【高級】 信州の職人さんタイプ
-
- サイズ:(二つ折りにした状態で)H21×W11.5cm×マチ1cm
重さ:100g
素材:【外側と左前ポケット】信州産草木染手織紬/絹100%
主な染料:胡桃、上溝桜、山うるしなど
【内側の左右ポケット】京都産長襦袢生地/絹100% -
- 全てご自宅の裏山から採取した樹木や植物から、色を染めています。主な染料は、中間色は胡桃や上溝桜、濃色は山うるしです。
生成り一色に見える部分も、実は微妙に色の違う糸の集まりで、いつまでも糸を眺めていられる、そんな気持ちになります。優しさや暖かみのあるデザインです。 -
- 内側の生地は、京都で一番のじゅばん専門店から。専門の職人さんが丁寧に染めています。花が並んでいるようにも、星の輝きにも見える文様で、私たちは「星花文」と呼んでいます。伝統的な連続文様で、「永遠」「長寿」「繁栄」などの願いが込められています。
※外側のお色は、【中間色】【濃色】のお好きな方をお選びいただけます。なお、柄はおまかせください。(内側の生地との組み合わせは【中間色×薄色】、【濃色×赤】とさせていただきます。) -
③特別企画!ちょっとお手軽タイプ
-
- サイズ:(二つ折りにした状態で)H21×W11.5cm×マチ1cm
重さ:100g
素材:【外側と左前ポケット】京都産機械織紬/絹100%/化学染料
【内側の左右ポケット】東京本染め浴衣生地/綿100% - FIRST STEPに出品するにあたり、前回のクラウドファンディングの際にいただいたご要望などを受け、お手軽なタイプもご用意いたしました。
「信州の職人さんタイプ」と同じ織りの組織(たて糸:生糸、よこ糸:手紬糸)ですが、こちらは機械織、化学染料で染めています。 -
- 内側の布には、本染の浴衣生地を使用しました。木綿の中でも細い糸を使用していますので、手に優しい感触です。お求めいただきやすい価格帯の「かさね」を、私たちのこだわりの中でお作りすることができました。
-
- 【①〜③共通】付属のクリアファイル:ポリプロピレン、長形4号サイズ(W85×H200mm、シート厚0.15mm)※抗菌仕様ではありません。
-
スケジュール
- 9月18日 プロジェクト開始
↓
👛応援購入
↓
📦リターン発送(1週間~10日ほど)
↓
💝お手元に商品到着 -
- 11月15日 プロジェクト終了
-
リターン紹介
-
1. 高級マスクケース『かさね』
-
-
①【最高級】志村ふくみ氏タイプ
- 超希少品!限定3個…110,000円(税·送料込)
-
②【高級】信州の職人さんタイプ
- ・限定10個【超早割20%OFF】…19,800円(税·送料込)の20%OFF
・限定20個【早割15%OFF】…19,800円(税·送料込)の15%OFF
・限定50個【FIRST STEP割10%OFF】…19,800円(税·送料込)の10%OFF -
③【納得】お手軽タイプ
- 限定10個【FIRST STEP割10%OFF】…9,800円(税·送料込)の10%OFF
-
2. 着物で作ったプリーツマスク
-
- 限定10個【FIRST STEP割10%OFF】…4,800円(税·送料込)の10%OFF
-
- マスク入れとお揃いの素材で、プリーツマスクをご用意しました。
シルクの主成分は、人の肌に近いため肌に優しく、優れた保湿性と紫外線カットの効果もあります。
ナチュラルで素朴な色合いは、洋服姿にも馴染みやすいので、秋冬のコーディネートの一部に取り入れるのもおすすめです。 -
3. 着物で作った手乗りミニ巾着
-
- 限定10個【FIRST STEP割10%OFF】3,800円(税·送料込)の10%OFF
-
- 草木染めの着物生地を使った、手のりサイズの「ミニ巾着」です。
口紅やリップクリームなど、ちょっとした化粧ポーチとして。大切な印鑑を入れておくのも良いですね。イヤホンやスマートフォンの充電器の持ち運びにもおすすめです。 -
資金の使い道
- 素材の購入や、製作費に当てさせていただきます。
-
-
実行者紹介
-
- きものサロン和の國代表 茨木國夫(いばらきくにお)と申します。熊本市にある創業104年の呉服店の三代目です。大正5年の創業以来、地域の皆様に支えられて商いを続けてまいりました。
-
着続けたからわかる、手仕事の「心地よさ」
- どうしてここまで、手仕事や素材の良さにこだわるのか。それは、私自身が着物に人生を捧げたからです。
私は平成5年6月、31歳の時に洋服を全て処分し、一生着物だけを着続けることを宣言しました。それを「きもの宣言」と呼び、着物だけの生活は28年目を迎えました。 -
- これまで様々な着物に袖を通してきました。そのような中、この信州の紬はとっても着やすく長年愛用しています。もちろんカミさんも、84歳の母も大ファンで、何度も仕立て直しをして着ています。多くのお客様にもご愛用いただき、「とても着やすい」と喜ばれています。
-
着物の今
- 「誰もが当たり前に着る衣服」だった着物も、現在は「特別な衣装」になってしまいました。
このまま需要が減るほど、職人さんの仕事も無くなり、技術を伝える後継者を育てることも難しくなる一方。現役の職人さんたちの大半は、60代後半~80代の方々で、廃業を余儀なくされる方も少なくありません。 -
-
きっかけは、カミさんのこんな一言から
- 外出自粛、イベントの延期や中止など、着物の出番がめっきり減ってしまいました。
「どうすれば、着物が世の中に受け入れてもらえるだろう…」そんなことを考えていた時、耳に飛び込んできたのは、カミさんのつぶやきでした。
「何か、体裁の良いマスクケースがあったらいいけど…。」
その言葉は、着物の神様からの贈り物のように感じました。 -
- とはいえ、着物として生まれてきた真新しい反物にハサミを入れ、違う形のモノにするということに、正直抵抗がありました。
しかし、着物への需要が激減していく状況を冷静に見て取り組んだのがこの「着物マスクケース」です。 -
-
「かさね」を、お守りに
- ちょっぴり心が疲れてしまった時、草木の命が吹き込まれた優しい絹糸が、癒しをもたらしてくれるかもしれません。落ち込んでしまった時に、職人さんの魂が込められた着物生地に励まされるかもしれません。
手仕事の味わいを身近に使うことで、日々の暮らしに豊かさが生まれ、お守りのように日常を支えてくれるのではないでしょうか。「日本人の心」ともいうべき着物のチカラが、そっと優しくあなたの日々に寄り添ってくれることを願っています。 -
-
-
このプロジェクトでお伝えしたいこと
-
着物の職人さんを守り、未来の子どもたちへ着物を残したい!
- ただひたすらに真面目に仕事と向き合い、手技にこだわって取り組んでいる着物職人の存在を知っていただきたい。それが、未来の子どもたちへ着物をつなげる大きな一歩になると信じています。
そして…最後にもう一つ、お伝えさせてください。着物生地は、やはり着物として楽しんでいただくのがいちばんです。今回のプロジェクトで、日本の染織に興味を持ってくださり、着物として味わってみたいと思ってくださる方がいらっしゃれば、創業以来着物一筋に100年以上続いてきた着物屋として、これ以上に嬉しいことはありません。 -
-
- ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
手仕事の着物、日本の大切な伝統文化を守るために、ぜひ、皆様のお力をお貸しいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。 -
-
Q&A
- Q:着物一反は、おいくらぐらいですか?
A:志村ふくみ氏の着物は、一反でおよそ200万円です。織絵羽となると300万円以上しています。1点1点がオンリーワンの作品で、またご高齢ということもあり、年々価値が上がっている逸品です。
信州の職人さんが作る着物は、一反およそ50万円です。こちらも、量産ができないので、出会いを逃すとなかなか気に入った着物に出会えません。
Q:お取り扱い方法は、どうすれば良いですか?
A:絹製品ですので、お洗濯はされないようお願いいたします。表面の汚れが気になる際は、薄めた中性洗剤を湿らせた布などで、軽く拭くなどしてください。
Q:今後、色違いなど作成する予定はありますか?
A:着物用に作られた反物を使って製作していますので、1反から作ることができる数量に限りがあります。たくさんのご支援をいただいた場合は、他の色柄違いで製作させていただきます。 -
-