-
本プロジェクトのポイント
- 〇 わずか350缶ほどの限定生産品を、先行受注
〇 ウニ漁解禁の6月より製造する、2021年の新物をいち早くお届け
〇 港のすぐ隣で作るので、獲れたてをそのまま缶詰に
〇 オリジナルアレンジレシピ付き -
「おふくろの味研究会」は、地域の経験と文化から生まれたアイディア
- 「南三陸おふくろの味研究会」は、キリングループの被災地支援「海・山・里・海産物・農産物 南三陸ブランド確立プロジェクト」の一環として、海産物のブランド育成と、6次産業化による販路の拡大を目的とした、新しい取り組みとしてスタートしました。
漁協女性部を中心に、里山地域で味噌作りに取り組んでいる方々が在籍しています。
取り組み当初から、様々な想いを持った町内の方々からアイディアを募り、意見を交わしながら進めてきました。「地域の食文化と食産業の復興支援」というキーワードのもと、地元の食材を使って、どのような商品を作れるのか、試行錯誤を繰り返す日々。辿り着いたのは、震災当時に救援物資としても重宝した缶詰でした。「この缶詰に南三陸町の食の魅力を詰め込んで、全国にお届けしたい!」と、活動を本格的に開始しました。 -
-
目の前が港の工場で、「朝どれ食材」を手作業で缶詰に
- 「南三陸おふくろの味研究会」の工場は、志津川湾を臨む漁港に隣接したコンテナハウスです。
そこで、海から採れたての旬の素材を使い、一つひとつ手作業で缶詰を作っています。
今回の商品のウニ。
実は、漁に出れる日は年に数回と決まっています!6〜8月に5~6回のみ採ることができる、貴重な海産物なのです。
その貴重な朝どれのウニを、お母さんたちが手作業で詰めていきます。
メンバーの中心は漁協女性部に所属している女性たち。70歳を過ぎても現役で海に出ています。タコの捌き方だって慣れたもの。水揚げ後のタコを解体、洗浄するところから、缶詰の蓋をする巻き締めの作業、ラベル貼りまですべて手作業です。一つひとつ手間のかかる仕事を行えるのも、ワクワクするアイディアを共有して一緒に取り組める仲間がいるからです。
素材へのこだわりも「南三陸を味わってもらう」というコンセプトのもと、南三陸産の素材をメインとして、オリーブオイル以外はすべて宮城県産のものを使っています。「無添加」そして「地元産」ということで、お土産品としてもご評価いただいています。 -
ご飯のお供として食べていた味を再現した「ウニたまちゃん」
- 「南三陸おふくろの味研究会」のメンバーは、小さい頃から南三陸の食材に慣れ親しんできた地元出身者。ウニ・ホヤ・アワビ・タコなどの旬の食材を、それぞれの家庭の味付けで食してきました。
毎年のように、旬の食材を使った新商品を作る企画会議を開催しており、一昨年の会議の中で、南三陸で獲れる食材の中でも高級食材である「ウニ」をどうにか缶詰にしてお届けできないか、とそれぞれの考えを持ち寄りました。
そんな中、メンバーより「白いご飯のおかずとして、ウニを玉ねぎと一緒に食べていた」という、思い出の味のエピソードが。他のメンバーも「それは、地元でウニが獲れるからこその家庭の味だね!」と共感を得て、さっそく試作を重ねました。そして、「ウニたまちゃん」として商品化が決定し、販売を開始しました。
2020年の生産数量は、わずか350缶ほど。地元のお土産品として、大人気商品です。
本プロジェクトでは、そんな貴重な「ウニたまちゃん」の先行受注をいたします。
ご飯のおかずとして、晩酌のお供として、是非ご賞味いただけたら嬉しいです。 -
- - 世界三大漁場が生み出す豊かな漁場 -
世界三大漁場の三陸沖は、豊富な栄養素の親潮と、温暖な黒潮が混ざり合う海域です。さらに、南三陸の山々から流れる栄養素をたっぷり含んだ水も志津川湾に流れ込むことで、プランクトンが豊富に発生する漁場となっています。南三陸の海は、海の生き物にとって、餌が豊富で最適な環境条件が揃っています。豊かな海で育ったタコ・カキ・ウニ・アワビはどれも甘みが強く、旨味が乗っているのが特徴です。
- ラムサール条約に登録される志津川湾 -
豊かな藻場のある志津川湾は、ラムサール条約に登録され、その貴重さが世界的にも認められました。独特の海洋環境を背景に、海藻・海草類210種以上が確認されています。藻場は、海の生き物にとっては餌場や隠れ家、子育ての場となる重要な場所であり、海水を浄化する作用もあります。志津川湾ならではの環境が、豊かな海の幸を育みます。
- 目の前の志津川湾の市場から直送 -
おふくろの味研究会の加工場である魚市場キッチンは、志津川湾の目と鼻の先にあり、水揚げされたばかりの新鮮食材を使用しています。産地ならではの鮮度と海の豊かさを、そのまま缶詰にしてお届けします。 -
有楽町microにて今回のプロジェクトの商品を展示しました
- 今回の南三陸特設ページでご紹介している事業者の商品を、有楽町microにて3月1日〜3月31日まで展示しました。
会場のご案内
店舗名: 有楽町 micro FOOD & IDEA MARKET
アクセス: 東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1F
営業時間: 11:00-19:00 -
-