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70年代の傑作を二つ目で再現したメカ・クォーツクロノの大ヒット作にメタルベゼルが登場!
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- 時計ブランド「アウトライン(OUTLINE)」は、「POWER Watch」「Low BEAT」などの時計専門誌の総編集長であり、Yahooニュースに毎週日曜連載中の「ロレックス通信」の執筆者としても知られる菊地吉正が、1940〜60年代の雰囲気を大切にしながら比較的に手頃な価格で楽しめる、そんな時計を提供したいと立ち上げたブランドです。今回お届けする最新作は、1カ月も経たないうちに完売するほどの大ヒットとなった2レジスタークロノのシリーズ第3弾です。提供数は限られますが25〜10%OFFにて先行予約の受け付けを開始します。
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一般発売に先駆けて、25〜10%OFFというウオッチメーカーズだけの特別価格で先行予約を開始!
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- みなさんこんにちは、シーズ・ファクトリーの菊地でございます。今回ご案内するのはセイコーのメカ・クォーツクロノ・VK64を搭載した2レジスタークロノの第3弾。その名もシリーズ III です。これは入荷するとすぐに完売するほどの大ヒット作で現在も在庫が無い状態が続くシリーズ I 。その新バージョンになります。
デザインのモチーフとなったのは前作と同様にポールニューマンの愛称で知られる手巻きの傑作クロノグラフ。その中でもネジ留め式のプッシュボタンを採用してクロノグラフでありながら当時50m防水を実現した実用クロノの傑作と呼ばれる70年代の第3世代を再現しました。 -
- 当時からベゼルには黒ベゼルとメタルベゼルの2種類が併売されていたこともあって、前作をリリースした際に購入したお客様より「メタル仕様も出してほしい」という要望が多数寄せられたことから今回製品化に至ったというものです。
基本とする文字盤自体のデザインは前作と変わりませんが、文字盤外周の分目盛りは一般的な黒や白抜きではなく通称「赤巻き」と呼ばれる目盛りを赤にプリントした仕様を採用。前作は黒地に白インダイヤルの逆パンダタイプだけだったものを、今作ではパンダタイプ(下の写真)にも採用しました。 -
- さて、今回はもうひとつ注目してもらいたい新作があります。下の写真がそれです。黒地にゴールドを組み合わせた前作シリーズ I の特別仕様です。その名も“2レジスタークロノ・シリーズ I ブラック&ゴールド”。おそらくロレックス好きの方なら有名なたばこブランドの愛称が付くオークション級の希少モデルを頭に思い浮かべたのではないでしょうか。
実はこの新作。時計のセレクトショップ、チックタックが40周年を迎えるにあたりその記念モデルとして特別製作したスペシャルエディションなのです。そのためこのモデルのみ150本の限定商品となります。(※こちらの商品は9月13日(金)より全国のチックタック店頭で販売される予定です) -
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シリーズ III の一般発売は9月13日(金)を予定しています。時計のセレクトショップ“チックタック”と“オンタイムとムーヴ”の店頭にて開始します。実機を見て購入したい方は、ぜひ店舗にお立ち寄りください。
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【“2レジスタークロノ・シリーズIII” 九つのこだわり】
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1) ドーム形プラスチック風防採用で古典的な雰囲気を強調
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- ベースとなった1970年代の傑作クロノグラフの風防ガラスは、年代的にドーム形ではなくボックス形でしたが、今回はよりクラシカルな雰囲気を強めるために、さらに古い時期の時計に見られたドーム形の風防を採用、しかもその当時と同じようなアクリルガラスを使用することでグッと古典的な雰囲気を強調しています。また、リベットブレスとケースラグをつなぐ弓カンというパーツも2レジスタークロノ用に専用設計しているため、リベットブレスとケースの接合部分もピッタリと合っていることが見て取れます。
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2) オリジナルに近い薄いケースフォルム
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- 裏ブタからベゼルまでのケース厚は11.8mm、ドーム形風防を含んでも13.1mmとオリジナルに近いサイズを実現。リューズ、プッシュボタンのトップおよびケースサイドはリベットブレスのコマと同様に鏡面仕上げを施しています。なおシリーズ I のブラック&ゴールド(下側の写真)はステンレスのミドルケースに対して金メッキが施されています。
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3) プッシュボタンも当時と同じネジ留め式を採用
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- 2時位置と4時位置にあるクロノグラフの操作用プッシュボタンをご覧ください。3時位置にある時刻調整用のリューズはネジ込み式なのに加えて、こちらも70年代のオリジナル同様にネジ留め式にしました。写真左のネジが締まった状態ではボタンはロックされていて押せません。ネジを緩めた写真右の状態でロックが解除され、プッシュボタンを押すことができるようになり、クロノグラフのスタートストップ&リセットが行えます。
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4) 両タイプともに象徴となっている通称「赤巻き」を再現
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- 文字盤に立体感をもたせるために、二つのインダイアルは文字盤の面よりも1段下げて単調にならないよう配慮しました。しかも、写真ではわかりにくいかもしれませんが、インダイアルには細かな同心円状の装飾を施しています。また、文字盤外周にある分目盛りは時計愛好家の間で「赤巻き」と呼ばれているレッドプリンを採用。前作では逆パンダタイプだけだったものを今作ではパンダタイプ(写真上側)にも採用しました。
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5) 製造番号を大きく刻印しビッグナンバーを表現
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- 裏ブタ中央には製造番号が大きく刻印されます。これはアンティークロレックス 愛好家の間で言われるところの“ビッグナンバー”です。また、写真下側のシリーズ I ブラック&ゴールドは150本の限定バージョンということで製造番号と限定本数の150が併記されています。
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6) オリジナルのリベットブレスはアウトラインだけ
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- 1950年代にロレックスが採用していたリベットブレスを忠実に復刻。リベットの頭に溝がある四つのコマは、マイナスドライバーを使えば自分自身でコマ詰めができる仕組みになっており、これは他のリベットブレスにはないアウトラインだけの仕様です。実はこのリベットブレス、単体でも販売(2万4200円)しているもので、すでに600本以上もの販売実績をもつほどの大人気ブレスです。(※詳しくは後半に掲載のリベットブレスの記事を参照)
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7) 携帯用としても使える時計収納ケース
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- 時計の箱といえば、時計を収納するだけのものが一般的で、それだと時計を取り出した後は無用の長物となることも多々あります。だとすれば収納するだけでなく、せっかくならケース単体でも常に活用できるものにすればいいじゃないかということで、持ち歩くときにも便利なメガネケースタイプの時計収納ケースを採用しました。※なお、ゴールドケースの革ベルトタイプについてはメガネケースタイプではなく通常の箱型収納ケースとなります。
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8)シーンを選ばず着けられるクラシカルなデザインと程よいサイズ感
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- モノトーンで落ち着いた雰囲気に加えてメタルベゼルの程よい光沢感はアンティークの風合いを強めると同時にファッション性も高めます。特別仕様のブラック&ゴールドも文字盤、ベゼル、そして革ベルトと黒中心の配色のためゴールドながら落ち着いた大人っぽい印象で嫌味なく着けられます。加えてサイズも37.8mm径に厚さも約11.9mmと細身の日本人の手首にもすんなり納まる程よいサイズ感なのもこの2レジスタークロノシリーズの大きな魅力となっています(※私は極端に手首が細いため写真では時計が大きく感じてしまいますが、一般的な体型の方であれば手首の幅に程よく納まります)
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9) 日本のプロの時計師が一本一本丁寧に組み上げています
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- 雰囲気が良くても時間を知る道具としての信頼性がなければ意味がありません。クォーツ式と違いデリケートな機械式の場合はなおさらです。そこで、針の取り付けからムーヴメントの組み込み、そして防水性、チリやホコリの混入などのすべての品質管理は、流れ作業ではなく、プロの時計師が一本一本丁寧に組み上げて完成させています。これもアウトラインの製品作りに対する大切なこだわりのひとつです。
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【2レジスタークロノ・シリーズIII】
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- ・型番:(左)Ref.YK20243-1WH、(右)Ref.YK20243-2BK
・素材:(ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ&プッシュボタン)、(ブレス)304ステンレススチール
・サイズ:ケース径37.8mm、ケース厚11.9mm(ドーム風防含む13.1mm)
・防水性:3気圧防水(日常生活防水)
・駆動方式:メカ・クォーツ(セイコー製Cal.VK64)
・機能:クロノグラフ(9時位置に60分積算計)、24時間計(3時位置)
・希望小売価格:49,500円(組み立て:日本)
・保証期間:1年間 -
【2レジスタークロノ・シリーズ I ブラック&ゴールド】
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- ・型番: Ref.YK20243-JPS
・素材:(ケース・金メッキ仕上げ)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ&プッシュボタン)、(ベルト)クロコ型押しカーフ
・サイズ:ケース径37.8mm、ケース厚11.9mm(ドーム風防含む13.1mm)
・防水性:3気圧防水(日常生活防水)
・駆動方式:メカクォーツ(セイコー製Cal.VK64)
・機能:クロノグラフ(9時位置に60分積算計)、24時間計(3時位置)
・限定本数: 150本
・希望小売価格:49,500円(組み立て:日本)
・保証期間:1年間 -
2レジスタークロノにセットされる「アウトライン・リベットブレス」はここがスゴイ!
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1) 自分でコマ詰めができてしまう!
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- 当時のリベットブレスはコマ詰めの際にコマの内側を中央からめくり上げて外し、折り曲げたものを再び元に戻す必要があったため到底自分でできるものではありませんでした。その点今回は、最近のブレスレットにも採用されていますが、リベットの一部をネジ留めにしているため、精密ドライバーさえあれば自分でもコマ詰めができるのが最大の特徴です。
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2 ) 若干伸び縮みするエクステンション仕様
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- 当時でも初期のリベットブレスには若干伸び縮みできるエクステンションタイプとノンエクステンションの2種類が存在しましたが、今回はエクステンションタイプにしました。上の写真が通常状態で下が伸ばした状態です。