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漫画家「江口寿史氏」監修。特別に描き下ろした 新作イラストの直筆シリアル入り複製画も進呈!
- 時計ブランド「アウトライン(OUTLINE)」は、「POWER Watch」「LowBEAT」などの時計専門誌の総編集長の菊地吉正が、数多くの時計に長年接してきた経験を生かし、1940〜60年代の雰囲気を大切にしながらファッショナブルで比較的に手ごろな価格で楽しめる、そんな時計を提供したいと自らが立ち上げたブランドです。今回お届けする最新作は、漫画家でありイラストレーターとしても知られる江口寿史氏監修による限定コラボモデル「オーバータイム(OVERTIME)」です。何と特別に描き下ろした新作イラストのレコードジャケットサイズの複製画も直筆のシリアルナンバー入りで付属。加えてウオッチメーカーズでは数量限定ながら15〜10%OFFにて先行予約を受け付けします。
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時計好きの江口寿史氏がこだわり抜いたスペシャルモデルを 数量限定ながら15〜10%OFFにて先行予約受け付け!
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- みなさん、こんにちは! シーズ・ファクトリーの菊地でございます。今回お届けするのは何と漫画家でありイラストレーターとしても活躍している江口寿史氏(写真)の監修による限定コラボモデルです。
江口寿史氏といえば50歳代以上の人であれば知らない人はいないぐらい著名な漫画家です。同時に美しい女性を描くイラストレーターとしての顔を持ち、近年は女性をテーマとしたイラストレーション展を全国の美術館で開催し注目を浴びるなど、いまではおじさんだけでなく若い女性にもファン層を広げています(プロフィールは記事後半に記載)。
そんな江口寿史氏とのコラボ企画が実現したきっかけは、インスタグラムに同氏所有のちょっと古めの時計がたびたび投稿されているのを見て、ダメもとでインスタのDM経由でコラボ企画の打診をしたのが始まりでした。
そして何と「いいですね、コラボ時計ぜひやりましょう」と翌日に返事。ちょうどコロナ禍の2022年7月7日にプロジェクトがスタートしたというわけです。実に2年前のことになります。 -
「江口寿史×アウトライン オーバータイム」とは
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- 江口寿史氏が「延長戦」という意味で名付けたという“オーバータイム(OVERTIME)”。1970年代から90年代の機械式時計やデジタル時計が好きで集めているという同氏が、今回監修したオーバータイムのデザインモチーフに選んだのも70年代に登場したツールウオッチの傑作でした。時計好きの御仁であればすぐにピンときたのではないでしょうか。
ラインナップは江口寿史氏がいちばん作りたかったと語る、当時のオリジナルには存在しなかったホワイト文字盤と、時計愛好家から“トロピカル”と呼ばれて珍重される、黒が経年変化して変色したようなブラウンの2種類。 - 江口氏は「両モデルともちょっと色褪せたヴィンテージ感を出したかったんですよね。ただ、特にホワイト文字盤は色味を決めるのが難しかった。微妙なトーンを出すために工場と6回くらいやり取りして、色味を補正してもらったんですよ」と語るほど、随所に同氏らしいこだわりが生かされた魅力的な作品となっています。
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- オーバータイムに搭載されているのは、セイコー傘下のTMI製自動巻きムーヴメントでGMT機能を備えたキャリバーNH34。通常の時分秒針に加えて別に装備されたオレンジの矢印形針がひときわ目を引きます。
これはGMT針と呼ばれるもので、現在時刻が昼なのか夜なのかを判別できる24時間計としての機能に加えて、このGMT針は単独で動かすこともできます。そのため時差のある任意の都市の時刻と同じベゼル上の数字にこの針を設定することで、常に二つの国の時刻が確認できるという機能も大きな魅力となっています。 -
特別に描き下ろした新作イラストの直筆シリアルナンバー入り複製画をプレゼント!
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- オーバータイムの発売を記念して、江口寿史氏がこの時計のために特別に描き下ろした新作イラストをレコードジャケットサイズ(31×31cm)のポスターに仕上げました。これを購入者特典としてもれなくプレゼントします。何と江口氏直筆によるシリアルナンバー入りです。
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なお、発売は7月5日(金)を予定。アウトラインの公式ウェブサイトと全国に約40店舗を展開する時計のセレクトショップ“チックタック(TiCTAC)”及び同社ECサイト限定での販売となります。実機を見て購入したい方は、ぜひ店舗にお立ち寄りください。
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【“オーバータイム”の魅力と10のこだわり!】
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1)ドーム形プラスチック風防とベゼルのヘアライン仕上げ
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- 1970年代のオリジナルの雰囲気を再現するために、風防ガラスには当時と同じようにアクリルガラスを採用。しかも、少しふっくらと盛り上がったドーム形にしました。加えてベゼルのヘアラインも放射状に外側に向かって施すなどグッと古典的な雰囲気が楽しめます。
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2)約38mmのベゼル径に厚さも約11mmと程よいサイズ感
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- ラグの表面はサテン、ケースサイドはポリッシュの2種類の仕上げを採用。「ケースの形状はかなりオリジナルを意識したし、ベゼル幅も含めてデザイン的に近いものになっていると思います」(江口氏)と語るように、ケースも36.5mm(ベゼル径38.5mm)と当時のサイズ感に近づけているのも江口寿史氏が今回こだわった点のひとつ。ケース厚も11.2mmと大きすぎず小さすぎない絶妙なサイズ感で着け心地にも配慮しています。なおリューズトップには江口氏のイニシャルをさりげなく刻印。
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3)裏ブタには“白いワニ”のアイコンとシリアルナンバーを刻印
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- この刻印について「時計の文字盤側にイラストを入れたくなかったので、その代わりに裏ブタに白いワニの刻印を入れています。これもそんなに入れたくなかったんですけど、裏ブタならまあいいかってね(笑)」(江口氏)。ちなみにこの白いワニとはかつて連載漫画の締め切りに追われていた時代、原稿が描けないときに出てくる幻影としてファンの間で有名になった、いわば江口氏のトレードマークです。そして、その下には限定品であることを示すシリアルナンバーも刻印。ホワイトは150本、ブラウンは200本限定となります。
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- オリジナルに無かったためどうしても作りたかったと語る江口氏、その白文字盤については「微妙なトーンを出すために工場と6回くらいやり取りして、色味を補正してもらったんです。オートミールっぽい少し黄ばんだ感じの色調整がなかなかたいへんでした」。一方の黒文字盤は「両モデルともちょっと色褪せたヴィンテージ感を出したかったんですよね。そこでトロピカルにするといいんじゃないかって相談して決めました。どちらもディテールは細部にわたってかなり追い込んで作ったつもりです」(江口氏)。加えて70年代にも採用されたファントム効果と呼ばれる時分針の付け根を文字盤と同色にして針を際立たせる手法もさりげなく再現。秒針は時計愛好家の間でロリポップの愛称で呼ばれる先端ドット秒針というのも特筆ものです。
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5)古典的なリベットブレスがヴィンテージ感を強調
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- 1950年代にロレックスが実際に使っていたリベットブレスを忠実に復刻。本来はアンティークのロレックス用代替ブレスとして開発したものをオーバータイムにも装着しています。リベットの頭に溝がある四つのコマ(写真右二つ)は、マイナスの精密ドライバーを使えば自分自身でコマ詰めができる仕組みになっており、これは他のリベットブレスにはないアウトラインだけの仕様です。実はこのリベットブレス、単体でも販売(2万4200円)しているもので、すでに500本以上もの販売実績をもつほどの大人気ブレスです。
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6)当時のスポーツロレックスと同じ太いバネ棒を使用
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- ロレックスが使用しているバネ棒は通常のものよりも太い(写真下側)ことをご存じですか。これは代替パーツとして専門店などでも販売されていますが、2本セットで1500円以上もします。今回はそれを海外から取り寄せてオーバータイムに使用しています。なぜならば、上で紹介したリベットブレスでも触れていますが、当時のアンティークロレックスにも付けられる仕様のためスポーツバネ棒仕様に作られているからです。
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7)オーバータイムのために描き下ろしたイラストの複製画が付属
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- 「最初はボックス用にイラストを描いてくれって言われていたんですけど、箱のサイズだとイラストが小さくなっちゃうんで、レコードジャケットサイズのポスターを添えようかってことになったんです。時計自体にイラストが入ってないし、僕のファンはイラストが欲しいと思うので。そして若い女の子がこういう無骨な時計をしている雰囲気が好きで、そういう子を見かけるとイケてるなって思うんです。そんな想いを込めてイラストにしてみました」(江口氏)。サイズは31×31cmと通常のポスターよりも小さいため壁などにも飾りやすいことから近年人気のサイズです。しかも直筆のシリアルナンバー入りとプレミアム感満載なのも見逃せません。(※写真の額縁は付属しません)。
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8)思わず飾っておきたくなるイラスト入り時計BOX
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- 今回特別に描き下ろした新作イラストは、江口寿史氏が監修した時計だということを前面に打ち出すために時計BOXにも活用しました。表面はマットPP加工を施しているためしっとりと落ち着いた雰囲気で思わず飾っておきたくなる、そんな素敵なBOXに仕上がっています。
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9)程よい個性とサイズ感でファッションとの相性はバツグン
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- 独特のインデックス使いや大振りなオンレンジの矢印形GMT針など、1970年代らしいレトロフューチャーな基本デザインをリアルに再現したオーバータイム。それをヴィンテージ調の配色によって落ち着いた雰囲気に仕上げています。このほど良い個性と存在感がさりげなくファッションのアクセントとなってくれることは間違いありません。ビジネスシーンであっても十分に楽しめます。ケースサイズも36.5mm径に厚さも約11mmと細身の日本人の手首にもすんなり納まるサイズ感で着け心地もバツグンです。
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10)日本のプロの時計師が一本一本丁寧に組み上げています
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- 雰囲気が良くても時間を知る道具としての信頼性がなければ意味がありません。クォーツ式と違いデリケートな機械式の場合はなおさらです。そこで、針の取り付けからムーヴメントの組み込み、そして防水性、チリやホコリの混入防止などのすべての品質管理は、流れ作業ではなく、プロの時計師が一本一本丁寧に組み上げて完成させています。これもアウトラインの製品作りに対する大切なこだわりのひとつです。
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【江口寿史×アウトライン オーバータイム(OVERTIME)】
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- ・型番: Ref.YK20242-EHWH(ホワイト)、Ref.YK20242-EHBW(ブラウン)
・素材:(ケース)316Lステンレススチール(ネジ込み式リューズ)、(ドーム形風防ガラス)アクリル樹脂
・サイズ:ケース径36.50mm(ベゼル径38.50mm)、ケース厚11.20mm(ドーム風防含む13.20mm)
・防水性:5︎気圧防水(日常生活防水)
・駆動方式:自動巻き(TMI製Cal.NH34/24石/毎時2万1600振動(日差-20秒+40秒)/最大巻き上げ時41時間パワーリザーブ/秒針停止機能付き)
・機能:GMT針単独可動式GMT機能
・限定本数:150本(ホワイト)、200本(ブラウン)
・価格:各6万9300円 - 【プロフィール】
漫画家・イラストレーター|江口寿史(Eguchi Hisashi)
1956年熊本県生まれ。1977年、週刊少年ジャンプにて漫画家デビュー。斬新なポップセンスと独自の絵柄で漫画界に多大な影響を与える。代表作に『すすめ!!パイレーツ』『ストップ!! ひばりくん!』など。80年代からはイラストレーターとしても多方面で活躍。広告、雑誌、書籍カバー、レコードジャケットなど多く手掛け、同時代のファッションやカルチャーを取り入れた作品群は幅広い層に支持されている。2015年画集『KING OF POP』(玄光社刊)を刊行、イラストレーション展『KING OF POP』を全国8カ所で開催。2018年からは金沢21世紀美術館を皮切りにイラストレーション展『彼女』を日本国内各地の8カ所の美術館で巡回。2023年にはアーティスト村上隆とコラボしたカイカイキキギャラリーでの個展『NO MANNER』、東京ミッドタウン日比谷での『東京彼女』、イタリア文化会館での『トウキョウ・アルテ・ポップ』(イタリア人イラストレーター ルカ・ティエリとの二人展)、世田谷文学館での『江口寿史展〜ノット・コンプリーテッド』など多数の展覧会を開催した。近著に『step』(2018年 河出書房新社)、『RECORD』(2020年 河出書房新社)、『彼女』(2021年 集英社インターナショナル)、『step2』(2023年 河出書房新社)、『江口寿史扉絵大全集』(2023年 小学館)などの画集がある。 -