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トレーディングカードについて
- 石川県、能登半島のど真ん中に位置する七尾湾。
ここは、「天然の生簀」とも呼ばれ豊かな魚介が水揚げされます。
この七尾湾を有する七尾・中能登地区では、地魚を使った握りや海鮮ちらし寿司を昔堅気の大将が提供する「粋」を堪能できるお寿司屋さんが沢山あります。
お寿司屋さん一店一店に脈々と受け継がれてきた歴史が存在し、大将の確固とした拘りにより磨き上げられた「技」と出会うことができます。
そこで、七尾・中能登に数多くあるお寿司屋さんに触れるキッカケづくりとして、「お寿司屋さん巡り×収集要素」を掛け合わせ、賛同して下さった七尾・中能登地区の9店舗のお寿司屋さんの大将に協力していただきトレーディングカードを製作することになりました。
トレーディングカードの種類は1店舗につき2種類存在し、参加9店舗で18種類。
お寿司屋さんを利用していただき、アンケートにお答えしていただくことで各店舗の「大将」&「職人」のトレカを1枚進呈致します。
配布期間は2021年4月1日(木)~6月30日(水)となります!
七尾・中能登のお寿司屋さんでの大将との淡いひと時の想い出の記録、
そしてまだ見ぬ大将との邂逅を果たし、コンプリートを目指してください!
主催:公益社団法人七尾青年会議所
後援:(一社)ななお・なかのとDMO
協力:石川県鮨商生活衛生同業組合七尾支部 -
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プロジェクトを立ち上げたきっかけ
- 昨年、新型コロナウイルスの大流行という未曾有の事態が世界中を席巻し、社会・経済に大混乱を引き起こしました。いまだ完全終息までの道のりは見通せず、五里霧中の状態のなか、私たち青年会議所は、行政や市民の方々と手を携えて「自分たちに今できることはなにか」自問自答しながらも歩みを進めています。
コロナウイルスは、世界中の国々と、私たちの暮らす社会に思いがけない変化をもたらしました。企業では、ITツールを利用したリモートワークが導入されたことにより、従業員の働き方が大きく変わり、2019年から始まったものの足踏み状態であった「働き方改革」が一気に動き出しました。また、働き方の変化にともない、人々の暮らし方や価値観も変わり「自宅にいながら日本中、世界中の人々と繋がれる」という新たなスタンダードが浸透してきています。
「コロナウイルスと並存しながらも、人々が心豊かに暮らし続ける社会とは一体どのようなものか?」そのあり方を明確にイメージする想像力が今、私たちに求められています。未来をしっかりとイメージし、それに基づいて仮説を立て、計画を立案し、着実に行動に移す。その意味で、2021年は、「想像」(イマジネーション)から「創造」(イノベーション)へと力強く踏み出していくべき年といえるかもしれません。もちろん、明確な「想像」はなんの根拠もなしに突然生み出されるものではありません。発明家のひらめきが、それまでの膨大なデータの蓄積に依って起こるように、私たち青年会議所も、先人たちの積み重ねてきた経験を振り返り、それに立脚した上で、将来のあり方を想像・創造すべきです。
戦後の復興時代にはじまる60年の歴史の中で、先輩諸氏は、社会・経済を揺るがす数々の大事変「オイルショック、バブル経済の崩壊、リーマンショック」等を経験し、これらを乗り越えてきました。また近年では東日本大震災や異常気象など、予測のできない自然災害が相次ぎましたが、その度に立ち上がり、明るい豊かな社会の実現に向けて、様々な苦楽を重ねながら、青年会議所の伝統を築き上げてきました。世界中が危機的状況にある今、私たちもその姿にならって、青年会議所だからこそできることを誠心誠意、着実に実行していきたい!そう思い、本プロジェクトを立ち上げました。 -
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展望・ビジョン
- 近年、日本全国で少子高齢化が急速に進み、2000年代後半から総人口が減少に転じる「人口減少時代」に突入しました。特に地方都市において人口減は顕著で、私たちの住むまちもその例外ではありません。七尾市および中能登町の人口は近年、減少の一途をたどっており、今後30年間で、現在よりさらに40%ちかくもの大幅な減少が見込まれ、2040年ごろの七尾市の人口は約3.5万人(現在約5.4万人)、中能登町は約1.1万人(現在約1.8万人)となると推計されています。少子高齢化に加え、都市部への人口流出も、人口減少を加速させる大きな要因となっています。
しかしながら、私たちの暮らす能登は、世界農業遺産「能登の里山里海」に指定された風光明媚な土地であり、多くの移住希望者様の需要に応えるポテンシャルを充分に備えていると自信をもってお伝えできる環境が、ここにはあります。
私たちは、まちの青年たちのリーダーとして、様々な他の主体と協力しながら、他地域の人が移住したい!何度も足を運びたい!と思える魅力あるまちづくりに尽力し、同時に、安心・安全で魅力あるまちづくりに注力することで、関係人口の創出や都心からの移住を促進すると同時に、このまちに住む人々が「この先もずっと住み続けたい」と思える地域社会の実現を、ビジョンとして打ち出しています。 -
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SDGsへの取り組み
- 2030年までの達成を目標に、いま世界中の企業や団体がSDGs(2015年9月の国連サミットで採択された「世界が抱える問題を解決し持続可能な社会をつくりあげる」ための世界規模の運動)に取り組んでいる最中です。私たちはその中で「最もSDGsに取り組む団体」として、その実践に専心しているところです。
一昨年、七尾青年会議所は、10年後のあるべき姿を描いたビジョン「Sustainable City Nanao~心豊かな人々が幸せに暮らし続けるまち~」を掲げ、その実現のために、SDGsをローカライズした7つの活動方針“Sustainable Nanao Goals=SNGs”を定め、その周知・啓発につとめてきました。今年度は、いよいよこのSNGsをベースとした活動を開始する年にあたりますが、このコロナ禍の中での取組みは困難を極めております。しかしながら、頼れる同志たちとともに乗り越え、オンライン技術を援用しながら、SNGsにもとづく諸事業を力強く展開し、人々が幸せに暮らし続けるまちの実現に向けて力を尽くしていきます。また、誇りを持って自ら考え、行動する市民の育成に向けて、私たち自身がその範を示すべく、能動的・積極的に行動していきます。 -
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