-
二人が幸せに暮らしていくために!同性カップルのための頼れる不動産屋をつくる!
-
はじめに
- 「不動産仲介業」を宅地建物取引士である私、阿部浩一が一人で、合同会社を設立して行います。
不動産は、賃貸・売買物件ともに商品自体の価格が高いのが特徴です。物件は劣化しにくく、季節ごとに変動はしますが需要は常にあるので商品は安定しています。 -
-
自己紹介
-
- はじめまして。合同会社うんすい宅建(2021年4月設立予定)の阿部浩一と申します。定時制高校を卒業、福祉系専門学校を中退。2006年までの約10年間、地元の書店へ勤務しました。
その後、NGO団体や社会福祉法人へ勤務しながら、2010年~2015年までコミュニティ局FMわぃわぃ(神戸市長田区)で、首都圏のNPO活動を紹介する番組『東京ラブレター』でパーソナリティーと企画・台本制作を担当しました。
2017年、NPOに特化した経営コンサルタント事務所『うんすい総研』を設立。
うんすい総研では、非営利組織のファンドレイジング(寄付集めなどの資金調達)に関する仕事を手がけ、団体のウェブサイトの改善や多様な寄付の受け入れ方法などを提案。助成金・補助金の申請に関する相談に応じ、クラウドファンディング実施のためのアドバイザーや実行者として、さまざまなプロジェクトを成功に導きました。
そして同性カップルに向けた不動産屋をつくりたい私自身も、セクシャルマイノリティ(ゲイ)の当事者でもあります。 -
同性カップルや同性愛者のためのルームアドバイザーをめざして
- 同性カップルが二人暮らしを始める際にはさまざまな困難があります。高齢者も多い大家さん(家主)の偏見や無理解、既存の不動産業者の知識不足、どうせ家主に断られるのだからと本気で対応してくれないなど。
業者や家主の心無い発言で傷つくことや、友人同士のルームシェアだと嘘をつかざるを得なかったり、年齢差があることを不審がられて不快な思いをしたりするなど、同性カップルの住まい探しは余計な痛みを伴います。
「その日会ったばかりの人にプライベートについて根掘り葉掘り聞かれるなんてあり得ないでしょ、と思われるかもしれないが、これが案外聞かれるのだ。」(ウェブサイト:『【連載コラム】女同士が一生一緒に住む予定でいるのは、ダメ?』より引用)
私がこの話をすると、「そんな理由で断られることがあるの?」とか、「家賃さえ払ってくれるなら同性カップルとか関係ないのでは?」などとよく言われます。一般的な理解もその程度のものです。(貸す側の一部にとって、特に男性同士は「汚い」のだそうです。)
私もゲイの当事者であり、顧客である当事者の立場に立った、安心して相談できる不動産屋をめざします。この事業がうまくいくことで、既存の不動産屋さんの意識も変わってくるものと考えています。
全国各地で同性カップルへ婚姻に相当する制度として、「自治体パートナーシップ制度」(同性パートナーシップ制度)が導入されてきています。対象自治体で同性カップルであることを理由に入居を拒否すれば、業者には是正勧告が行われ、社名が公表されるなどのペナルティーが科されます。そんな中で、まだまだ同性カップルフレンドリーを打ち出す不動産屋は少なく、他にはない独自性につながります。 -
同性愛者は自分のライフプランを描きにくい
- 男女の婚姻を前提とした、現在のさまざまな社会制度の中で同性愛者は自分のライフプランを描きにくく、そのため刹那的になったり偏見や無理解の中で本当に自分らしくあることをあきらめたりしてしまいがちです。
日本では同性婚が認められていませんから、異性同士のように婚姻や事実婚などというような選択肢もないので、『愛する人と生きていく』というモデルケースも周囲にほとんどありません。
『愛する人と生きていく』ということは『二人で住む場所を決める』ということとほぼ同義だと思います。
最近、このような司法判断がありました。 - 同性同士の婚姻届を受理しないことは憲法違反に当たる、同性同士でも男女間と同じように不貞行為が成立し得るというものです。世の中は変わり始めており、社会のあらゆる場で”道先案内人”が必要となってくるでしょう。
-
-
だから私がめざす不動産屋さんとは
- ★同性カップルが安心してなんでも相談できる不動産屋さん
★共に“戦略”を立てて目的の達成に臨む伴走者となる不動産屋さん
★取引先の大手業者や管理会社、家主にも理解や支援が広がるよう働きかける不動産屋さん
★常に正しい理解や知識を学び、接客を行う不動産屋さん
「同性カップルのための頼れる不動産屋」を過度に強調すると、かえって当事者が利用しにくくなりますので、そのあたりは工夫してまいります。 -
「同性カップルのための頼れる不動産屋」を継続していくために、下記の事業にも取り組みます!
- 1.居住用不動産・投資用不動産の売買仲介(当社のキャッシュポイント)
一般的に不動産の売買は単価が高い上に、飲食業や製造業などと違い、設備投資がほとんど必要ありません。
※法で定められた仲介手数料の算出方法
(販売価格または賃料×3%+6万円)×1.1(消費税)=仲介手数料
・賃料6.1万円(東京都東村山市の賃貸物件の平均賃料)の仲介手数料67,100円
・売価35,108,600円(東京都東村山市の住居売買物件の平均賃料)の仲介手数料1,224,584円
売主・買主、貸主・借主双方の仲介で上記の倍額となる。
最初のうちは売主や貸主側の仲介は難しいかもしれませんが、同業者が出している売り物件や貸し物件を顧客に紹介して仲介手数料をいただく部分が、「仕入れて売る」に当たります。
不動産は高価な買い物であり、信用と信頼の獲得が第一ですが、1日や2日でそれを得ることは困難です。地道な努力や横のつながりづくりが必要となります。また、大手との競争に陥らないよう、独自性を模索していかなければなりません。
2.遺言・相続に関する事業(当社の社会貢献事業)
相続財産に占める不動産の割合は高く、不動産の実務を相続の現場で活かすことができます。税理士や弁護士といった専門家と顧客をつなぐ役割を果たせることにより、事業の幅も広がります。また、専門家と違い、特定の相続人の味方になることなく、公平な立場でサポートできます。そうしたふるまいによって、不動産の売却が必要な場面が発生したときなど、優先的にお任せいただけるものと思います。 - その他の必要なもの、業務用PCや事務機器等の導入については、私物の活用や自己資金でまかなう計画です。
-
資金の使い道
- 本事業を立ち上げるにあたって、自己資金だけでは足りません。会社の法人登記が完了次第、法人名義で借り入れを行う予定ですが、こればかりは思いどおりにいくかどうかの保証はありません。
不動産仲介業を始めるには宅建業免許を取得して、営業保証金1000万円を供託するか、保証協会へ入会しなければなりません。私は後者を選び、「全日本不動産協会東京支部」の会員となる予定です。
その場合、1000万円は不要となりますが、業界3団体と関連団体への入会金や年会費で1,222,800円が必要となります。開業費用の中で最も金額が大きい部分です。ただし、入会時期等によって値引きもあるようです。
ご支援いただいた資金は、この入会諸費用に充てさせていただきます。その他、ご支援いただいた金額からファーストステップ様にお支払いする手数料が控除されます。 -
リターンについて
- 1,000円:お礼のメールをお送りします。
3万円:お礼のメール+2021年度分の活動報告(決算書等)をメールにてお送りします。
10万円:お礼のメール+2021年度分の活動報告(決算書等)をメールにて。オリジナルエコバッグをお届けします。
50万円:お礼のメール+2021年度分の活動報告(決算書等)をメールにて。
阿部浩一が直接、支援者様のもとをお礼のため訪問させていただきます。
(1)有効期限は原則、2022年3月末日までとさせていただきます。
(2)日本国内であればどこでもうかがいます。
(3)安全を期するため、お会いする場所は公共の場が望ましいかと思います。
(4)私自身の宿泊・交通費は自分で負担いたします。 -
実施スケジュール
- 【いつ】
4月上旬 会社設立登記完了
東京都知事の宅建業免許の審査
全日本不動産協会東京都支部への加入審査
5月 営業開始
【どこで】
東京都東村山市 -
☆最後に☆
- 同性カップルのみなさんが希望を持ち、これからの人生を歩んでいかれますよう、またそのことによって社会制度や人々の意識がもっと変わり、当事者にとって生きやすい社会になっていくよう、微力ながら事業を通じて取り組んでまいります。
私一人の力は微々たるものでも、クラウドファンディングを通じて、一人でも多くの方にご支援をいただいている状況が可視化されることで、同性カップル・LGBTQを取り巻く不都合な現状を変えていくことへの、社会的なインパクトにもつながります。
ご支援、応援、拡散のほど、よろしくお願いいたします!!
>>>>>>>>>>
ご支援の方法がわからない場合は私、阿部まで直接お問い合わせください。
連絡先アドレス kohichi.abe0127▼gmail.com(※▼を@に変えてください) - 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
イラスト提供:清蔵あずさ -