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はじめに・ご挨拶
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はじめまして。Deaf Heart(でふはーと) 代表の武藤 洋一(ぶとう)です。 新潟県 村上市 出身(平野選手と同郷) 新潟県 柏崎市 在住です。 手話通訳士と介護支援専門員の 資格を持っています。 私たちのプロジェクトをご紹介します。
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新潟県で、はじめてのろう難聴者の介護施設を作りたい‼
- みなさん、いきなりですがクイズです。
日本には、29万人〜30万人の 〇〇な人 がいます。〇〇に入る言葉はなんでしょうか‼︎
はい‼︎ そこのあなた‼︎
そうです。正解は、耳のきこえない人(ろう難聴・中途失聴も含め聴覚に障害がある方)の数です。簡単でしたかねー
では、次は難問です。30万人のうち手話でコミュニケーションをとる人がいます。その方々向けの老人ホームは日本に何ヵ所あるでしょうか?
はい。答えは…
10ヶ所程度なんです…実は東京もありません。
え!?って思ったあなた。それは、正しい「え!?」だと思います。
では、その手話で日常会話をしている高齢のきこえない人が手話ができない介護施設に行ったらどうなるでしょうか。
文字を書けば通じるんでしょ、近くで大きく話せばきこえるんでしょ、とか言われますが実際は通じないんです。
なので、私たちは新潟県で初めてとなるきこえない高齢者専門の介護事業所を作りたいと考えています。
もちろん、きこえる高齢者も受けて入れていきますが、職員はきこえない人もきこえる人もいますので、公用語は手話と日本語でにぎやかな空間になることでしょう。 -
わたしがきこえない人の介護をやろうと思った理由(わけ)
- 5年前、私は東京でケアマネジャーとして一人の高齢者に付き添っていました。
その方は、先程、白内障の手術を終え全身麻酔で眠っていました。私のむかいには、手話通訳士さんが立っていました。
その方は生まれつき耳がきこえず、学校にも行ったことがない不就学(ふしゅうがく)と言われる方で、手話も簡単な手話しかできませんでした。お金の計算も貯金額もわからなくて、白内障の手術ももう何回も説明しても嫌がって、医師はさじを投げるほどでしたが、いろんな人の助けを借りて失明寸前のところで何とか手術を受けてくれました。最初の説明から3年ほど経っていました。
かくいう、私は15歳から手話をはじめて、きっかけはパン屋さんに職場体験に行った際にきこえないパン職人さんと出会ったことなんですが、すっかり手話に魅了されて、手話通訳士の資格をとりました。たまたま、大学生の頃に介護のバイトをしたのがきっかけで介護現場に就職して、手話通訳と介護の二足の草鞋で長く働いてきました。
いつかろう者の介護をしよう‼︎ それがボクの夢になっていました。
そして、出会ったのが先程の方です。初めは嫌われて、家にも入らせてもらえませんでしたが、いつしか仲良くなり手術の承諾まで得ることができました。私が手話通訳と介護をやってきた本当の意味がそこでわかったような気がしました。 -
Deaf Heartの活動
- 4年前に母が脳梗塞で倒れた事をきっかけに郷里の新潟にUターンし、縁あって柏崎市に移住しました。
そこで、きこえない高齢者を支援する団体 Deaf Heart(デフハート)という団体を立ち上げました。デフハートのミッションは以下の通りです。 -
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- そのために、私たちは様々挑戦をしてきました。
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日本初の"きこえない高齢者のサポーター養成講座”の開設
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マスク越しでもレジで困らない‼︎ 災害時にも活用できるエコバッグ
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手話でしかオーダーできない THE SiLENT BAR
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きこえない高齢者のイラストと飲食店をつなげてみよう‼︎ 謎解き手話カード
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- これらの活動は新聞やラジオにも取り上げて頂きました。きこえない人が地方のラジオにでることは市民の前代未聞の光景でした。
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- そして、次なる目標がきこえない高齢者も子どもも集まれる居場所をつくる事...
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きこえない高齢者の宅ろう所『太陽と月』の開設です
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資金の使い道
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実施スケジュール
- 4月2日~4月30日 クラウドファンディング実施
5月〜6月 法人格取得
6月 融資相談
7月 融資・物件購入もしくは借用
8月〜10月 改修および指定申請準備
11月 事業所 完成
12月〜3月 告知及び開設準備、スタッフ募集
4月 事業所開設 -
最後に
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- この馬鹿みたいな夢のような話を、この宅ろう所をきっかけに一緒に作ってみませんか?
ご支援・ご協力を宜しくお願い致します。 -
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応援メッセージ 柏崎市ろうあ者福祉協会 会長 南雲 貴文 様
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- ろうの心を代読し伝える武藤さん。
柏崎市に移住してから変えられなかった環境はかわった。
長年、苦しんできたことを救ってくれた。
おかげで柏崎市は手話言語条例制定に向かっている。
武藤さんは私の力になってくれる1人。
「ろう者が困ることなく暮らせる街
手話を必要とする方々を置き去りにしたくない、孤独死にしたくない
笑顔で過ごせる場所でありたい」
今度は
私が武藤さんとDeaf Heartの力になる
ろうの1人として手話で広め、笑顔で過ごせる場所を作りたいと私は応援する。
きこえない高齢者のデイサービスの実現のために
ご寄付と応援を宜しくお願いします!